MENU

リップルとネム-違いの比較とどっちを購入すべき?の判断法

2018年2月時点、リップル(Ripple)とネム(NEM)はどちらも50~150円の価格帯を推移しています。

ポテンシャルが高い通貨だと思われているにも関わらず、ビットコインやイーサリアムなどの通貨と比べ圧倒的に安いですね。

そこで、リップルとネムのどちらかを買って、一発当ててやろう!と考えている人は多いです。

この記事では、リップルとネムの違いを比較し、どちらの通貨を買うかの投資判断方法についてもご紹介しています。

リップルとネムの投資判断をする際に参考にしてみてください。

目次

リップルとネムの違いを比較

リップル(Ripple)とネム(NEM)の違いを基本情報から比較します。

リップル ネム
国際送金 主な用途 プラットフォーム
2013年11月 開始年月日 2015年3月31日
ライアン・ファガー 考案者 utopianfuture
約10兆5600億円 時価総額 約1兆6700億円
XRP 通貨単位 XEM
約999億枚 発行枚数 約90億枚
1000億XRP 総発行量 約90億XEM
Ripple Inc 運営主体 なし
 – ブロック作成時間 約1分

※当サイト調べ

2つは全く別の通貨なので、主な用途から通貨単位まで、全て違います。用途を見ての通り、リップルは国際送金の仮想通貨で、ネムはプラットフォーム(土台)形成の仮想通貨です。

開始年月日は、リップル2013年11月で、ネムは2015年3月なので、2年ほどリップルの方が早く開発されています。

時価総額はリップル約10兆5600億円で、ネムは約1兆6700億円。リップルが時価総額3位の仮想通貨に対し、ネムは12位の仮想通貨です。※記事執筆時

過去の価格推移を比較

リップル(Ripple)とネム(NEM)の誕生してからこれまでの価格推移を比較します。

リップル ネム
2013年 始値~終値 0.58円~2.88円
2014年 始値~終値 2.88円~2.92円
2015年 始値~終値 2.93円~0.73円 0.05円~0.02円
2016年 始値~終値 0.73円~0.75円 0.02円~0.43円
2017年 始値~終値 0.75円~238.8円 0.43円~108.7円
2018年 始値~ 238.8円~ 108.7円~

2つの通貨とも、2016年までは日本円にして1円にも満たない価値でしたが、2017年以降価格が一気に上がりました。

リップルはおよそ250倍、ネムはおよそ220倍です。

2017年は仮想通貨元年というだけあって、仮想通貨ブームで仮想通貨全体の価格が急騰しました。

それに加え、リップルは日韓国際送金の実験が開始されたことや、リップル社が大企業と提携したニュースなどで、より価格が上がるきっかけになったといえます。

ネムも、結局誤報でしたが中国版LINEともいえる「WeChat」と提携したニュースで急騰し、誤報とわかった瞬間一時下がりましたが、それでも高値で維持したまま2017年を終えました。

どちらも優れた技術を使ったネットワーク&ブロックチェーンだけに、2018年も価格の上昇が期待できます。

どっちを購入するべき?の判断方法

一般的に、どちらも将来性がある仮想通貨だと言われているので、どっちを購入すべきの判断は難しいです。

ただおすすめの判断方法としては、それぞれの通貨の用途に注目することです。

用途(使いみち)は、その通貨ができた目的でもあるので、その目的に共感できるなら投資するという判断です。短期売買には使えない方法ですが、長期保有(ガチホ)する場合には有効な考え方でしょう。

リップルの用途

リップル(Ripple)は、国際送金を安く・スムーズに行える環境作りを目指して開発されています。

リップルネットというネットワークを使って、国から国へお金を送る、国際送金を安い手数料&短時間で行える世界を目指しています。

実際いまの国際送金は、高い手数料と着金まで数日もかかる遅さは問題だと言われています。

例えば、海外に済む家族や友人にお金を送るとき。海外に日本円を送る場合、相手に届くまで複数の銀行を経由して、相手の口座に届く場合があります。

複数の銀行を経由することで、その分多くの手数料がかかります。手数料が2,000~5,000円程度掛かりますし、円をドルに変えたり、円をユーロに変えるといった為替手数料もかかります。そして相手の口座にすぐ届くわけではなく、届くまで数日かかるのが普通です。

お金が経由する銀行が多い場合は、お金が届かず、そのお金が行方不明になることもあるようです。

このような問題を解決するのが、リップルネットです。リップルネットなら国際送金が数秒で完了しますし、手数料も今より大幅に下がります。

もしあなたが、日本でずっと暮らしていて、海外と縁のない生活をしていた場合は、良さを実感できないかもしれませんが、既に浸透しているグローバル社会・グローバル経済の中では、リップルネットの利便性は現代においてインパクトの大きい技術だといえます。

ネムの用途

ネム(NEM)は、ビットコインのブロックチェーン技術を改良して作られたプラットフォームです。

ネムという名前は、「New Economy Movement(=新しい経済運動)」の略です。名前から分かる通り、ネムは独自のプラットフォームを利用して、誰もが新しい経済運動が作れる枠組みを目指しています。

ネムは、通貨として使える決済・送金機能はもちろん、イーサリアムが実現しているスマートコントラクトも実装可能です。ユーザーが独自で発行できる仮想通貨「トークン」も、ネムのシステムで作成可能です。とても汎用性の高いプラットフォームだといえます。

ネムは、この汎用性の高いプラットフォームを利用して、国や政府の枠組みに縛られない、新しい経済圏を作ろうとしています。

リップルとネムが購入できる取引所は?

リップル(Ripple)とネム(NEM)が購入できる国内主要・仮想通貨取引所をご紹介します。

リップル ネム
Coincheck
DMMビットコイン
 – Zaif
GMOコイン   –
ビットバンク   –
ビットトレード   –
ビットポイント   –

上記のとおり、リップルは6社、ネムは3社の仮想通貨取引所で購入できます。リップルとネムどちらも購入できる仮想通貨取引所はCoincheckとDMMビットコインの2社です。

ただ、DMMビットコインの場合は、リップルは現物取引ができず、レバレッジ取引のみの売買なので注意してください。そのため通常の仮想通貨の売買である現物取引ができるのは、Coincheckのみです。

ちなみにリップルを安く購入したい場合は、取引所形式でリップルを現物取引しているビットバンクがおすすめです。

詳しくはこちら「リップル(Ripple/XRP)の購入|おすすめ取引所を比較!」をご覧ください。

一方でネムを安く購入したい場合は、こちらも取引所形式で購入できるZaifがおすすめです。

詳しい内容はこちら「ネム(NEM/XEM)の購入|おすすめ取引所を比較!」をご覧ください。

レバレッジ取引ですが、リップル・ネムともに、レバレッジ取引ができる国内仮想通貨取引所はDMMビットコインしかありません。レバレッジ取引をしたい場合は、DMMビットコインで購入しましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次