この記事ではビットコイン(仮想通貨)取引所のおすすめランキングや取引所の比較をしています。これから仮想通貨投資を始める際の、取引所選びの参考にしてみてください。
目次
ビットコイン(仮想通貨)取引所おすすめランキング!
ビットコイン(仮想通貨)取引所のおすすめランキング形式をご紹介します。
1位 Zaif(ザイフ)
売買手数料 | -0.05%~-0.01% |
取り扱い通貨 | 13種類 |
安全性 | 5.0 |
使いやすさ | 4.3 |
総合点 | 4.5 |
(1)売買するほどお得!マイナス手数料
Zaif(ザイフ)では、売買手数料がマイナスになっています。マイナス手数料なので、仮想通貨を売買すると、それに掛かる手数料がもらえるというものです。例えば、手数料-0.01%なら、売買金額に対する0.01%分がもらえるということです。手数料を気にせず、仮想通貨を売買できるので、仮想通貨を売買するほどお得ということになります。ちなみに、マイナス手数料を採用しているのはZaifだけです。
(2)すべての仮想通貨が安い!
Zaifでは全ての仮想通貨が安く購入できます。なぜなら、全ての仮想通貨が、取引所形式で売買されているからです。取引所で売買されているので、市場価格が反映されていて、仮想通貨を安く購入することができます。多くの仮想通貨取引所では、アルトコインが取引所形式ではなく販売所形式で売買されているので、市場価格よりも高い料金になっています。アルトコインの購入はZaifが安いです。
(3)特に、ネムとモナコインはどこよりも安い
ネム(NEM)とモナコイン(MONA)はどの仮想通貨取引所よりも安く購入できます。なぜならネムとモナコインを取引所形式で購入できるのは、国内仮想通貨取引所でZaifだけだからです。ネムとモナコインを購入したい場合は、Zaifに登録しておきたいです。
(4)<国内No.1>13種類の通貨から選べる
取り扱い通貨数は全部で13種類と国内ナンバー1です。取り扱いの通貨数が多いので、好きなコインを選ぶ選択肢が広がります。特にトークンは、国内仮想通貨取引所でZaifにしかありません(トークンとは、ブロックチェーン上で発行した独自コイン)。トークンはまだ価格は安いものの、将来性が期待できるコインなので、もしあなたが今から仮想通貨取引を始める、という場合にはおすすめの通貨です。
(5)初心者におすすめ!Zaifコイン積立
「Zaifコイン積立」は初心者におすすめの投資方法です。Zaifコイン積立は、ドルコスト平均法と同じで、定期的に一定金額を買い続ける投資方法です。長期的に、期間を空けて一定額を買うことは、リスクを避けながら手堅い収益を得ることが期待できます。
デメリット
Zaifのデメリットとしては、他の取引所に比べサーバーが落ちやすいところです。ビットコインFXや、各取引所の価格差を利用して、売買を繰り返し儲ける「アービトラージ」などの短期売買したい人には向いていない取引所だといえます。
2位 bitFlyer(ビットフライヤー)
売買手数料 | 無料 |
取り扱い通貨 | 7種類 |
安全性 | 5.0 |
使いやすさ | 5.0 |
総合点 | 4.3 |
(1)国内取引所No.1の資本力!
bitFlyer(ビットフライヤー)は、国内仮想通貨取引所でNO.1の資本力を誇ります!資本金は約41億円で、次に多いbitbank資本金11億円。圧倒的な資本金額です。
資本金があるということは潰れにくいということにも繋がります。日本円や仮想通貨をを預ける取引所を選ぶときには大切な要素です。
(2)メガバンクなど大手企業が株主
メガバンクや、第一生命、リクルートといった日本を代表する大企業がbitFlyerの株主になっています。バックにメガバンク等が付いていることは、ユーザーとしても安心ですね。
(3)見やすく、使いやすいサイト(アプリ)デザイン
bitFlyerの公式サイト・アプリは見やすくて使いやすいデザインになっています。もしあなたが投資初心者だったり、数字に弱くてもストレスなく利用できるはずです。
(4)預けている日本円は守る!盗難補償あり
bitFlyerに預けている日本円は、不正出金された際には、500万円まで補償してくれます。常に仮想通貨取引所はハッキング被害を被るリスクがあります。そのため日本円500万円まで保証してくれるのはありがたい補償です。何も補償してくれない仮想通貨取引所も多いですから、ビットフライヤーを選ぶ理由となります。
(5)無料でビットコインがもらえる
bitFlyerには無料でビットコインがもらえる嬉しいサービスがあります。bitFlyer公式サイトで掲載されている各サービス・商品の広告から申し込みをすると、ビットコインが無料でもらえるというものです。広告の種類としては、じゃらんnetや楽天トラベル、auひかり、ZOZOTOWNなど、誰もが知っている有名サービスばかりです。
もらえるビットコインの金額は、広告によって様々。21,000円相当のビットコインや3,000円相当のビットコインなど多種多様で、高額案件も多いです。bitFlyer経由でその広告に申し込みするだけなので、普段利用しているサービスがないかチェックすべきでしょう。
デメリット
bitFlyerのデメリットとしては、アルトコインが、取引所ではなく販売所でしか売買できないので、価格が高いということです。
また、販売所のスプレッド(買値と売値の差額)が他の仮想通貨取引所よりも高い傾向にあります。ビットコインを買いたい時はbitFlyerでいいですが、アルトコインを買いたい場合は少しでも安く買えるZaifの取引所のほうがお得だといえます。
3位 bitbank(ビットバンク)
売買手数料 | 無料 |
取り扱い通貨 | 6種類 |
安全性 | 5.0 |
使いやすさ | 4.0 |
総合点 | 4.0 |
(1)すべてのアルトコインが取引所で売買できる
bitbank(ビットバンク)では、取り扱っている全6種類のコインが取引所形式で売買できます。販売所形式ではないので、安い価格で購入することができます。
多くの取引所では、アルトコインが販売所でしか売買していない場合が多いため、アルトコインを購入したい時はbitbankを使うメリットがあります。
(2)リップルの取引手数料が無料!
アルトコインのひとつ、リップル(ripple)は、国内仮想通貨取引所で唯一、取引手数料が無料です。リップルを取引手数料で購入できるのはbitbankだけです。リップルがほしい方はbitbankの口座開設はマストです!
(3)サーバーが安定している
bitbankは、他の取引所に比べ、サーバーが安定しているのもメリットです。サーバーが安定していることでアクセスが集中しているときでも、ダウンせずに売買できます。価格変動が大きいのが仮想通貨取引の特徴です。価格が暴騰・暴落したときでもサーバーが落ちずに、希望するタイミングで売買できるのは取引所を選ぶ際の重要なチェック項目です。
デメリット
bitbankのデメリットとしては、Zaifやビットフライヤーに比べて、利用者数がまだまだ少ないところです。
利用者が少ないということは、取引所での売買は成立しにくいという意味でもあります。数万~数十万円ほどの取引なら成立する可能性は高いでしょうが、何百万~数千万単位の取引をする場合は、約定するまでに少し時間がかかってしまう傾向です。
また、イーサリアムとライトコインに関しては、日本円で売買できないというのも注意してください。イーサリアムとライトコインは、ビットコインでのみの売買になるので、その点で不便に感じる場合が多いでしょう。
⇒公式サイトはこちら
4位 Coincheck(コインチェック)
(1)初心者でも見やすいサイトデザイン
Coincheck(コインチェック)は初心者にも見やすいサイト・アプリのデザインになっています。シンプルで分かりやすいサイト・アプリになっているので、投資初心者でも抵抗なく、スムーズに取引が開始できます。
(2)全13種類の通貨で、選択肢が多い
全13種類の仮想通貨を取り扱っているのも魅力的です。Coincheckでしか取り扱っていない通貨も多いです。今のところアルトコインの「ファクトム、モネロ、オーガー、ジーキャッシュ、ダッシュ」の5種類はCoincheckでしか取り扱いがありません。
(3)サーバーが安定!レバレッジ取引にもおすすめ
Coincheckは、サーバーが非常に安定していて、ダウンすることが少ないので、Coincheckでレバレッジ取引に挑戦するのもアリです。
デメリット
Coincheckのデメリットとしては、セキュリティの問題でしょう。2018年1月にCoincheckが管理していたほぼ全てのネムがハッキング被害に遭いました。国内取引所の中でCoincheckでしか取り扱いがないコインが多かったり、初心者には利用しやすいデザインだったり、Coincheckを使うメリットも多いので、セキュリティ体制は今後改善を期待したいものです。
また、取り扱っているアルトコインは、販売所でしか売買されていないので、手数料が高いというのもデメリットではあります。アルトコインを安く買いたいなら、販売所ではなく取引所にすべきでしょう。取引所でアルトコインを購入したい場合はZaifがいいでしょう。
5位 GMOコイン
(1)FX最大手GMOインターネットグループ
GMOコインは、東証一部上場で、FX業者最大手であるGMOインターネットグループが運営する仮想通貨取引所です。独自のノウハウを活かした、高いユーザビリティのもと、GMOコインの公式サイトやアプリは使いやすいデザインになっているので、初心者でもストレスなくレバレッジ取引ができます。
(2)多くの手数料が無料!
GMOコインは、売買手数料だけでなく、取引所のウォレットから別のウォレットへ移動する際の、ビットコイン送金料も無料です。取引所に置いている日本円を銀行口座へ移す際の、日本円出金料も無料でできます。無駄に支払いたくない手数料ですから、各手数料が無料でできるのはメリットですね。
(3)販売所形式の、アルトコイン現物取引が安い
GMOコインは現物取引がすべて販売所での売買となります。販売所での売買なので、取引がすぐに成立するのはメリットですが、気になるのはスプレッドですね。ただスプレッドに関しては他の仮想通貨取引所に比べ、圧倒的に安くなっているので、そこまで気になりません。アルトコインも販売所での売買になるので、安くアルトコインを販売所で買う場合はGMOがいいでしょう。
デメリット
GMOコインのデメリットとしては、取り扱い仮想通貨数が少ないことです。5種類あって、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコイン、リップル、ネムの取り扱いがあります。今後増えていくことは期待できますが、現時点では、たくさんの通貨の中から選びたいという場合は、数が少ないので不便を感じます。
ビットコイン(仮想通貨)取引所・スペック比較!
ビットコイン(仮想通貨)取引所を比較します!比較する取引所は、次の国内大手取引所6社です。
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- Zaif(ザイフ)
- bitbank(ビットバンク)
- Coincheck(コインチェック)
- GMOコイン
- DMMビットコイン
取引所を選ぶときに重要になる部分が次の5つです。
- 売買手数料
- 取り扱い通貨
- 安全性・セキュリティ
- 使いやすさ
- サーバー安定度
この5つを以下で比較していきます!
【1】売買手数料で比較
各取引所の売買手数料について比較します。売買手数料は、Zaif(ザイフ)を除いて、すべて無料です。Zaifは売買手数料「maker:-0.05%、taker:-0.01%」です。マイナス手数料になっているので、Zaifが最も有利です。
売買手数料 | |
Zaif | maker:-0.05%、taker:-0.01% |
bitFlyer | 無料 ※1 |
ビットバンク | 無料 |
Coincheck | 無料 ※2 |
GMOコイン | 無料 |
DMMビットコイン | 無料 |
マイナス手数料は、売買する度に手数料を払うのではなく、逆にボーナスがもらえるというものです。taker:-0.01%でいえば、売買する度に0.01%のボーナスが出るということです。
売買するだけで手数料がもらえるというのは、無料よりもさらにお得なことなので、売買手数料に関して言えば、Zaifが一番いいですね。
※1 bitFlyerの売買手数料:無料は、キャンペーン中により無料になっています。キャンペーン終了時期は未定ですが、通常の売買手数料は0.01%~0.15%になっています。
※2 Coincheckも売買手数料:無料はキャンペーンによるものです。Coincheckも終了時期は未定です。通常の売買手数料も未公表となっています。
(トピック)売買手数料を気にするべき人とは?
ビットコインを買ったり売ったりする時にかかる手数料が、売買手数料です。もしあなたがビットコインを買ってそのまま放置するなら、売買手数料はそこまで気にする必要はないでしょう。
ただ、逆に短期でビットコインを売買するつもりなら、売買する度にこの手数料がかかってしまうので、マイナス手数料を採用しているZaifが最もお得ですし、短期の売買だからこそZaifを選ぶべきだといえます!
【2】取り扱い通貨で比較
各取引所で取り扱っている通貨を比較します!
最も多くの仮想通貨を取り扱っているのは、Coincheck(コインチェック)とZaif(ザイフ)です。13種類もの仮想通貨を取り扱っています。
たくさんの通貨を取り扱っているので、好きなものを自由に選ぶことができますね♪
■Coincheck【13種類】・・・ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ライトコイン、リスク、ファクトム、モネロ、オーガー、リップル、ジーキャッシュ、ネム、ダッシュ |
■Zaif【13種類】・・・ビットコイン、イーサリアム、モナコイン、ネム、フィスココイン、ぺぺキャッシュ、カイカコイン、ネクスコイン、ゼン、ZAIFトークン、コムサ、カウンターパーティー、ビットクリスタル、ストレージコインエックス |
■bitFlyer【7種類】・・・ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ライトコイン、モナコイン、リスク |
■DMMビットコイン【7種類】・・・ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ライトコイン、リップル、ネム |
■ビットバンク【6種類】・・・ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコイン、モナコイン、リップル |
■GMOコイン【5種類】・・・ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコイン、リップル、ネム |
もしあなたが、さまざまな仮想通貨を取引したいと思うなら、CoincheckかZaifを選ぶべきです。
Coincheckはここでしか買えないアルトコインがあります。それは「ファクトム、モネロ、オーガー、ジーキャッシュ、ダッシュ」の5つです。
Zaifは、Zaifでしか買えないトークンがあります。
※トークンとは、ブロックチェーン上で発行した独自のコインのことです。Zaifが取り扱っているトークンは、次の10種類⇒「フィスココイン、ぺぺキャッシュ、カイカコイン、ネクスコイン、ゼン、ZAIFトークン、コムサ、カウンターパーティー、ビットクリスタル、ストレージコインエックス」。
トークンは、今のところビットコイン・アルトコインよりも価値が低いですが、今後価値がググンと上がる可能性もあります。これから仮想通貨投資を始めて、小さなお金を大きなお金へ変えたければ、注目しておきたい銘柄です。
(トピック)手数料の面からも、取り扱い通貨の多い取引所がおすすめ
手数料の面からも、CoincheckやZaifのような取り扱い通貨が多い取引所を選ぶのがおすすめです。それは、日本円を取引所に入れるときにかかる振込手数料を抑えられる、という点につながります。
仮想想通貨を購入する時は、日本円をはじめとする法定通貨を取引所に入金する必要があります。そのときに銀行振込手数料がかかります。
仮想通貨取引をやっていると、新しい別のコインが値上がりしていれば、その通貨に目移りする場面がよくあるものです・・。取引所に日本円を入れるだけでも手数料がかかるので、できるだけ取り扱い通貨の多い取引所を選んだほうが振込手数料がかからずに安く済みます。いちいち日本円を振り込む手間も省けます。円を取引所に多く入れておけば、売買をするタイミングも逃すことはありません。
このような点から、取り扱い通貨が多い取引所を選んでおいた方が、手数料の面からも合理的といえます。
【3】安全性・セキュリティで比較
取引所の安全性・セキュリティについて比較します。
取引所の安全性・セキュリティを比較する時に着目したいのは、「コールドウォレット」「マルチシグ」「二段階認証」の3つに対応しているかです。
最も安全性が高くて、セキュリティ対策に力を入れているのが、「Zaif」と「ビットバンク」です。3つ全て満たしている上、全ての通貨をコールドウォレットで保管しています。
コールドウォレット | マルチシグ | 二段階認証 | |
Zaif | ◯(すべての通貨) | ◯ | ◯ |
ビットバンク | ◯(すべての通貨) | ◯ | ◯ |
bitFlyer | ◯(約80%の通貨) | ◯ | ◯ |
Coincheck | ◯(一部通貨) | ◯ | |
GMOコイン | ◯(不明) | ◯ | ◯ |
DMMビットコイン | ◯(不明) | ◯ |
現段階で、bitFlyerは仮想通貨の80%を、Coincheckは仮想通貨の一部をコールドウォレットで保管しているという状況です。ネット上で繋がっている場所で保管することをホットウォレットといいます。ホットウォレットにある通貨は、あなたがどんなにパスワードを複雑にしていようが、二段階認証に設定しようが、取引所がハッキングされた場合、そこにある通貨が盗難される危険性があります。
「Zaif」と「ビットバンク」なら、ユーザーから預かっている全ての仮想通貨をコールドウォレットで保管しているので安心感があります。安全性にこだわるなら、「Zaif」と「ビットバンク」がおすすめです。
【補足】安全性・セキュリティを計る3つについて
取引所の安全性やセキュリティの強さを計る3つ「コールドウォレット」「マルチシグ」「二段階認証」について説明します。
(1)コールドウォレットとは
コールドウォレットとは、顧客(利用者)から預かっている仮想通貨をインターネットに繋がっていない場所で保管するというものです。インターネットに繋がっていないので、ハッカーはコールドウォレットで保管している仮想通貨を盗むことはできません。
(2)マルチシグとは
マルチシグとは、通常1つの鍵があれば取引が実行できるビットコインですが、マルチシグでは複数の鍵がそろって初めて取引が実行できるというものです。マルチシグを導入することで、複数の管理者による署名がないと取引ができないので、取引所内部にいる単独犯による仮想通貨の盗難を防ぐことができます。
(3)二段階認証とは
二段階認証というのは、取引所にログインする時に一回一回新しいパスワードが携帯電話へお知らせとして届く仕組みです。自身の携帯電話にしか新しいパスワードがわからないのと、常にパスワードが発行されるので、不正ログインを予防できます。
【4】使いやすさ・見やすさで比較
各取引所の画面の使いやすさや、見やすさについても比較します。
この使いやすさ・見やすさについては、特に初心者が使いやすいか?見やすいか?について着目しています。
bitFlyer(ビットフライヤー)とCoincheck(コインチェック)の2社が最も使いやすい・見やすいデザインの取引所だといえます。
使いやすさ・見やすさ | |
bitFlyer | ◎ |
Coincheck | ◎ |
GMOコイン | ◯ |
DMMビットコイン | ◯ |
Zaif | △ |
ビットバンク | △ |
bitFlyerとcoincheckは、サイト&アプリのデザイン的に凄く使いやすく見やすい感じになっているので、初心者も使いやすい画面になっています。
bitFlyerは、スマホでもチャートが一覧で見れるので、全コインの値動きが確認しやすいです。coincheckは、通知で値動きの状況が頻繁に送られてくるので、わざわざチャートを確認しにいかなくても、状況が分かって便利です。
GMOコインとDMMビットコインも見やすいデザインです。が、レバレッジ取引に強みを持っている取引所なので、初心者向きの取引所ではないかもしれません。そのため、◯評価です。
一方で、Zaifとbitbankに関しては初心者というよりも、投資経験があるような中上級者向けの感じがします。というのも、文字の小ささや操作性が、bitFlyerやcoincheckに比べ、分かりにくさを覚えるからです。FX取引に慣れているような中上級者は逆にZaifとbitbankは使いやすいと思うかもしれません。
【5】サーバー強度で比較
各取引所のサーバー強度を比較します。
サーバー強度が優れているのは、「ビットバンク(bitbank)」「Coincheck(コインチェック)」「GMOコイン」「DMMビットコイン」の4社です。
サーバー強度 | |
Coincheck | ◎ |
GMOコイン | ◎ |
DMMビットコイン | ◎ |
ビットバンク | ◎ |
bitFlyer | △ |
Zaif | △ |
Coincheckとビットバンクは、サーバーが非常に安定しています。Coincheckは現物取引だけでなくレバレッジ取引もできますが、レバレッジ取引でも安心して使える取引所だといえます。
GMOコインとDMMビットコインは、グループ企業がFX取引所で大手なので、取引所運営で優れたノウハウがあるのでしょう。GMOコインとDMMビットコインは、サーバーが安定していて使いやすい取引所だといえます。
bitFlyer(ビットフライヤー)とZaif(ザイフ)は、残念ながらサーバーがよくダウンします(今のところ)。サイトにアクセスできない状態が、他の取引所に比べ多い印象です。
サーバーが安定していないと利用者が増えてきた時に、しょっちゅうサイトが落ちてしまう可能性があります。価格が暴騰して買いたい人が殺到したときや、価格の暴落で売りたい人のアクセスが集中した時に、自分が望むタイミングで売買できません。売買するタイミングが重要な仮想通貨取引において、サーバーが安定していないのは致命傷です。
【ポイント】取引所は複数登録がおすすめ
仮想通貨取引所は一つだけに絞らず、複数登録しておくことをおすすめです。
理由は次の2つ。
- 取り扱うアルトコインが違う
- リスク分散のため
【1】取り扱うアルトコインが違う
上でも触れたとおり、取引所によって取り扱っているアルトコインの種類が違います。そして今後新しく取り扱うアルトコインの種類も取引所によって違ってきます。全ての取引所が同じ仮想通貨を扱っているわけではないのです。
あるアルトコインが、ニュースがきっかけ暴騰したり、将来性のあるアルトコインを見つけた時にすぐ買いたくなるのが人間の心理です。そんな時に、そのアルトコインを取り扱っている取引所のアカウントを開設していないと、買うタイミングを逃してしまい、あなたが買いたかった価格で買うことができません。
また、アカウント開設の申し込みは、殺到すると1~2日レベルではなく、2週間~1ヶ月以上かかってしまうのも普通です。上で紹介した大手取引所のアカウントはいくつか、開設しておくことはおすすめします(特に取り扱いが多いZaifとCoincheck)。今は利用する予定がなくても、いずれ使うタイミングがあると思います。
そして、上で紹介した仮想通貨取引所は、どこもアカウント開設料・維持料が無料です。
【2】リスク分散のため
仮想通貨投資で利用する取引所を分散することで、あなたの資産を守ることができます(リスク分散)。
取引所は常にリスクと向き合っています。世界中にいるハッカー達が、取引所で保管されている仮想通貨や法定通貨(日本円など)を狙って、ハッキング攻撃をしています。
2018年1月にコインチェックで保管されていた仮想通貨NEM(ネム)がほぼ全てが盗難されたように、取引所で保管されている通貨はいつ盗難されてもおかしくありません。
また取引所は倒産するリスクもあります。倒産して、あなたが預けている通貨がパーにならないためにも、取引所のリスク分散はすべきです。
- (パターン1)10万円分のビットコインをA取引所に預けている
- (パターン2)10万円分のビットコインをA取引所とB取引所、5万円ずつ預けている
パターン1の場合、A取引所が潰れてしまったら、あなたが預けている10万円分のビットコインは全て失われます。一方パターン2の場合は、B取引所に預けていた5万円分のビットコインは残ります。全財産を失ってゼロになるよりも、一部だけでも残った方がいいですよね。
少しでも失ったダメージを無くすためにも、複数の仮想通貨取引所に登録し、資産を分散させましょう。アカウント登録には、少しの手間と時間がかかりますが、今後のリスク分散につながります。